妊娠中、なんだか気分が高まってテンションが上がること、ありませんか?
「赤ちゃんが楽しみすぎて、ついつい話しすぎちゃう」
「幸せすぎて誰かに聞いてほしい」
こうした状態は、いわゆるマタニティハイと呼ばれることがあります。
個人的には、マタニティハイの何が悪いのかいまいち分かっていません。
妊娠して嬉しくなる、当たり前のことじゃないですか。
ただ、マタニティハイという言葉を耳にすることが多く、マタニティハイを嫌がる存在がいることは間違いありません。
マタニティハイは悪くない、と思いつつこんな不安も出てきますよね。
「マタニティハイってうざいと思われている?」
「職場で浮いてないかな?」
「友達に引かれていないか心配」
実際、SNSや口コミで見ても「正直ちょっとしんどい」という声があるのも事実です。
この記事では、マタニティハイがどう見られやすいのか、そして人間関係を壊さないために気をつけたいポイントを、実際の体験談や具体例を交えて深く解説していきます。
マタニティハイとは?
マタニティハイとは、妊娠によるホルモンバランスの変化や精神的な高揚感によって、気分が高ぶったり、楽観的になりすぎたりする状態のことです。
特に、妊娠初期〜妊娠中期にかけて起こりやすく、「赤ちゃんができた」という大きな出来事によって、自分でもコントロールしにくいほど感情が前向きになることがあります。
例えばこんな状態です。
・誰にでも妊娠の話をしたくなる
・SNSに頻繁に投稿したくなる
・将来の話をどんどん広げたくなる
・「自分は特別な状態」と感じやすくなる
妊娠は人生の中でも1番といっていいほどのビッグイベント。嬉しくなるのは当然であり、マタニティハイ自体は決して悪いものではありません。
ただ、周囲との温度差が生まれやすいのが難しいところです。
なぜ「うざい」と思われてしまうのか
マタニティハイそのものが問題なのではなく、「伝え方」や「頻度」が原因で周りが疲れてしまうことがあります。
ここを理解していないと、無意識のうちに距離を置かれてしまうことがあります。
①話題が妊娠・赤ちゃん一色になる
最も多いのがこれです。
・エコー写真を見てほしい
・名前どうするか悩んでいる
・胎動がすごい
本人にとっては新鮮で楽しい話題ですが。相手にとっては関係のない話が続く状態になります。
最初は「おめでとう」と思っていても、毎回同じ話題が続くと徐々に負担に感じる人もいます。
②幸せアピールに見えてしまう
・毎日が幸せ
・早く会いたい
・人生で1番楽しい
こうした言葉は本音でも、相手にとっては「自慢」や「マウント」に聞こえることがあります。
特に、
・不妊治療中の人
・子供を望んでいない人
・今の生活に悩んでいる人
には、想像以上に刺さることがあります。
③体調の話が多くなる
妊娠中は体調が不安定になるため、つい口を出してしまいがちです。
しかし、
「今日もだるくて、、、」
「最近ずっと眠くて、、、」
と頻繁に言ってしまうと、「またその話?」と思われることもあります。
④特別扱いを求めているように見える
自分ではそのつもりはなくても、
・優しくしてほしい
・配慮してほしい
という気持ちが言動に出ると、周囲はプレッシャーを感じることがあります。
マタニティハイになっていた体験談
私自身、妊娠中に
・同じ話を何度もしていた
・聞かれていないのに自ら妊娠に関わる話をしていた
・SNSで頻繁に妊婦生活や体調の投稿をしていた
ということがありました。
当時は全く気づいていませんでしたが、後から振り返ると「少し押し付け気味だったかも」と思うことがあります。
マタニティハイの怖いところは、自覚がないことです。
体験談①:職場での会話の大半が妊娠トークに
妊娠がわかってから、休憩時間になるとつい赤ちゃんの話ばかりしてしまっていました。
最初は同僚も「楽しみだね!」と盛り上がってくれていたのですが、だんだん反応が薄くなっていった気がしました。
ある日、別の話題を振られているのに、また妊娠の話に戻してしまい、空気が少し静かになりました。
その時初めて、「あ、話しすぎているかも」と気づきました。
体験談②:友人に距離を置かれた気がした
仲のいい友達と今後の話をしていた時に「絶対子どもがいた方がいいでしょ!」と何気なく言ったことがありました。
その場では普通に会話が続きましたが、その後連絡が明らかに減りました。
後から共通の友達に聞いたところ、その子は結婚のことで悩んでいた時期があったそうです。
悪気はなかったのですが、結果的に傷つけてしまったと知ってすごく反省しました。
SNSでよくある「うざい」と思われる例
現代では、SNSの影響も大きいです。
①エコー写真の頻繁な投稿
本人にとっては記録でも、見る側にとっては負担になることがあります。
②毎日の体調報告
日記感覚でも、他人からすると情報過多になります。
③幸せ投稿の連続
ポジティブすぎる投稿は、受け取る側の状況によっては辛く感じられることも。
職場で気をつけるべきポイント
職場は特に距離感が重要です。
①仕事を最優先に見せる
妊娠していても「仕事をちゃんとやろうとしている姿勢」が見えると、周囲の印象は大きく変わります。
②体調は簡潔に伝える
長く話すのではなく、「体調が不安定なのでご迷惑をおかけします。」と端的に伝える方が好印象です。
③感謝をしっかり言葉にする
妊娠中は、同僚や先輩にフォローしてもらうことも多くなりますよね。
そんな時はしっかり「ありがとうございます」と感謝を伝えることが大切です。
④当たり前と思わない
周りに配慮されることに慣れてしまうと、無意識に態度に出てしまいます。
「妊婦なんだから気を遣ってよ」という雰囲気が出てしまうと、周りは気を遣いすぎて疲れてしまいます。
友人関係で気をつけること
友人関係は、近ければ近いほど注意が必要です。
親友だから、いつでもなんでも聞いてくれる、と思っているとマタニティハイの押し付けになってしまっているかもしれません。
①相手の状況を想像する
全員が同じ温度感ではありません。
例えば、相手が未婚子なしの場合、妊娠している自分と環境の差があるかと思います。
言葉を発する前に、「この人にこの話をして大丈夫かな?」と一瞬考える癖をつけるち、無意識の配慮不足を防げます。
特に結婚や出産の話題はデリケートなので要注意です。
②話しすぎない
同じ環境の友人だった場合でも、一方的に話し続けると相手は疲れてしまいますよね。
聞かれたら話す、端的に話す、くらいがちょうどいい距離感です。
③相手にも話題を振る
妊娠の話だけではなく、相手にも興味を持つことが大切です。
妊娠していると、やはり相手も優しさで、こちらに妊娠についての話をたくさん振ってくれることも多いかと思います。
ただ、それに甘えてこちらの話題ばかり続けても、相手は楽しくないでしょう。
相手にも何か話題を振り会話のキャッチボールをすることで、印象は大きく変わります。
マタニティハイは悪いことじゃない
ここまで「気をつけること」をたくさん書きましたが、前提としてマタニティハイは悪いものではありません。
むしろ、妊娠という大きな出来事を前向きに捉えている証拠です。
お腹の中の赤ちゃんも、ママが妊娠の喜びを隠しているよりも、妊娠の喜びを表に出している方が嬉しいのではないでしょうか。
ただ、その幸せな気持ちが大きいからこそ、周囲との温度差が生まれやすいだけです。
ほんの少し視点を変えるだけで、「うざい」と思われるか、「幸せそうでいいな」と思われるか、印象は大きく変わります。
まとめ
マタニティハイは誰にでも起こりうる自然な状態です。
ただし、
・話題が偏りすぎる
・無意識のマウント発言
・SNSの過剰投稿
・配慮を求めすぎる態度
こういった点が重なると、周囲に負担をかけてしまうことがあります。
大切なのは、自分の気持ちと相手の気持ちのバランスをとること。
少し意識をするだけで、人間関係を壊すことなく、妊娠期間を気持ちよく過ごせます。
ちょっとだけ、外から自分を見る視点を持つと、より良い関係を保てます。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
皆さんが安心できる妊婦生活を送れますように。

